バーチャル世界だけだと思っていたインフレは、リアル業界もかなりのことになってるらしい。
熱狂するオンラインゲーム産業
(CNET Japan)
オンラインゲームって儲かるんですね。
というより、これはコロンブスの卵とでもいうか、インターネットのコミュニティや情報交換が盛んになってるし、ゲームの情報交換もそういうところでやってたりするわけだから、オンラインにそのままゲームで乗り込んでいけば、それなりの市場にはなるだろうということになるわけですね。
これは、最初に動いた人がエライ。のか。
FF11は、Windows版も出てはいるけど、もともとはPS2という家庭用ゲーム機向けのゲーム。その「FF」シリーズというネームバリューで売り出していけば、これもまたそこそこ市場に通るだろうという話。
ゲームではない普通のネットコミュニティでさえ(2ちゃんとかヤフーとか、あるいはmixiとか)日がなそればっかりやってる人もいたりするわけで、もともとオンラインゲームというのは、そういう要素も潜在的に持っているわけです。やりだしたら、そして要領を得てきたらハマる。
殊にFF11の場合、もともとそういうコミュニティに興味がなかった人も、FFシリーズということで何となくやりだしたら、いつのまにやら本来のFFというものとは別の、そのコミュニティの魅力の方にハマってしまっている、という人は多いと思いますね。私もそのひとりだし。
オンラインゲームというのは、コミュニティつながりで他の人との協調というのも楽しいけど、その裏で他のプレイヤーとの競争というのもひとつの醍醐味で、そういう意味で、協調と競争社会の中で、他のプレイヤーあってこそのゲームへのモチベーションというのは、実は大きいのでしょう。人より上手くやれる、という優越をゲームという一定数の人数がいるコミュニティの中で得られるわけですよね。
今の社会でそういう市場が開けてきている、ということは、一般ピープルをネトゲの渦へ巻き込んでいく構図ができつつあると。それができるということは、人は潜在的に(或いは顕在化した形で)そういう欲求を持っているということになるのかな。