[FF11] 外国人プレイヤーについて考える

FFXIでは、昨年の北米版発売以来、
日本人以外のプレイヤーもたくさん入ってくるようになりました。
実は、もともと北米版が出る前から、
主に東南アジア系の外国人が出入りしていたようですが、
それは正式サービスではなかったはずで、
私は今でもそれが不思議なんですけどね。
どうやって日本のサービスに入ってきてたのか。。。
(しかし、彼らも日本語版でよく頑張ってたよなぁ)
それはさておき。
今回は、そんな外国人プレイヤーの動向や、
彼らとの付き合い方などについて、ちょっと考えてみるとします。
○どの国の人がいるのか
外国人(外人)と一口にいっても様々な国の人がいます。
日本人は、日本人以外を「外人」と括ってしまいますが、
当然、国によってその文化や価値観も違うはずです。
現在正式サービスが展開されている国(日本以外で)は、
北米(アメリカ合衆国、カナダなど、いわゆるNA)
ヨーロッパ(フランス、イギリス、ドイツなど)
ですね。
これに加えて、中国、台湾、タイなどのアジア系の国々から
アクセスしているプレイヤーがいるようです。
これはあくまで私の主観ですが、
各国の人々の国民性は大体次のような感じではなかろうかと。
アメリカ人:遠慮がなくストレート。自己主張が強い。
イギリス人:表に感情を出さない。しかし言うべきことは言う。
フランス人:情緒的。他人の目を結構気にする。
ドイツ人:思慮深い。転じて疑り深いことも。
イタリア人:大雑把。あまり考えず行動する。
タイ人:人懐っこい。勤勉。真面目。
中国人:自己中心的。あまり他人のことを考えない。
北米(NA)でサービスが始まる以前、
ヴァナにいた外国人の多くはタイなどの東南アジア系の人で、
彼らは片言の日本語で一生懸命話しかけてきてくれていて、
日本人と仲良くしようという気合が感じられていました。
こちらとしては、意味不明な日本語や英語で話されるので
戸惑いはあったけど、少なくとも友好的でした。
それが、北米でサービスが開始されると、
金くれ、テレポくれ、デジョンくれ、PLしてくれ、くれくれ…
そんなクレクレ君がどっと押し寄せた感じがしましたね。
北米の人たちは既に別のMMOで遊び慣れた人も多いようで、
そちらの常識でヴァナを闊歩しようとしているわけです。
なので、レベル上げなどのPTに誘う文句にしても、
  lfg?
最初、これだけでしたもんね。
感覚的に、北米(NA)の人は、自分以外のプレイヤーは、
冒険仲間というより、自分の冒険を手伝ってくれる人、
酷いとNPCと同じ位置付けくらいにしか思っていない人が多い気が。
いや、中には普通に人扱いしてくれるアメリカ人もいますが…。
そして、プロマシア発表と同時に欧州でのサービス開始。
ヨーロッパの人たちは、アメリカ人とはまたちょっと違って、
“郷に入らば郷に従え”の精神が多少ある気がします。
日本語でコミュニケーションしようという努力も見られるし、
日本人のやり方を踏襲しようとしてくれている印象があります。
○この人、何人?
私の場合の話を書きます。これは完全に私の偏見による予想です。
例えば、パーティに誘われるとき、その誘い方で、
その人の性格を洞察してみたりしています。
いきなり、
  【パーティ】? 
などと、目的のみをぶつけてくるパターンは、ほぼNAでしょう。
実際にその主がNAであるかどうかは不明ですが、
私はこれを“NA系”という分類にして、まず断ります。
こういう場合、
大抵、自分のレベルさえ上がれば良い、と考えている人が多く、
PTを組んでも、その人のレベルが上がったら即解散とか、
すぐメンバ入れ替えとか、かなり無責任なリーダの可能性が高い。
下手すると、メンバ集めを任されたりすることもあります。
で、
  【こんにちは。】【パーティ】【一緒にやりませんか?】
などと、多少丁寧な言い回しでくるパターンは、少し考えます。
ちょっと待ってみて、もし向こうから、
  im【暗黒騎士】lv30
などと自分のジョブを伝えてきたり、
  【日本語】【英語】【パーティ】
などと、今のPTに日本人もいますよ的な売り込みをしてきたり、
あと、現在のPT構成まで教えてくれるような人であれば、
ちゃんとリーダとしての責任を持っている可能性が高くなります。
中にはローマ字で日本語を使ってくるような人もいます。
そういう人はおよそ日本人に友好的で、こちらの日本語も
なんとか理解しようとしてくれる場合が多いです。
こういう場合は、NAではないかな、と思います。
実際はその主はNAであるかもしれませんが、
私はこれを“非NA系”という分類にして【はい、お願いします。】
となります。
要は、その人がどういう人であるか、ということなんですけどね。
○ヴァナにみる国民性
“ソロ時、低レベルでジュノからラテーヌへ向かいたい”
というシチュエーションにて。
人の多そうな下層でテレポくれシャウトを連発するのは、アメリカ人。
黙ってサンドへ飛空艇で渡って徒歩で向かうのは、イギリス人。
テレポできる人をサーチして直tellで頼むのは、フランス人。
しばらくテレポ屋シャウトがないか待つのは、ドイツ人。
チョコボに乗ろうとしてレベルが足りないことに気づくのは、イタリア人。
何度もいいますが、
これはあくまで私の偏見でのネタ話として捉えてくださいネ。
○英語が話せないから組まない?
外国人と会話する場合、そこで使われる言語は大抵“英語”です。
しかし、英語が苦手で、さっぱり分からないという人もいます。
或いは、英語は多少理解できるけど、
言っていることを読解し、こちらも英語で受け答えすることが、
日本語で話すのに比較すると疲れる度合いがかなり違うのも現実です。
ということもあって、外国人とはPTを組みたくない、
という人もいるでしょう。
でも、実は、それは大した障害ではありません。
単語レベルで通じれば、大抵のコミュニケーションは取れます。
さらにFFXIには、定型文変換なんて便利な機能もついています。
MMOでの英語は、ちゃんと正しい文法である必要はありません。
もう単語の羅列で良い。その英単語も、多少のスペルミスなら、
相手も理解しようとしてくれるものです。
私は、ねっとげーむのえいかいわ。というページを、
かなり参考にさせてもらってます。ここはお勧め。
あと、exciteGoogle のテキスト翻訳も、
簡単な短い文章なら、それなりに整った文章に翻訳してくれるので、
私は、外国人とPTを組むときは、
これらのページをコッソリ横に開いておいたりしています。
外国人とPTを組まないのは、英語ができないから、ではない。
今でこそ日本人プレイヤーは外国人PTを毛嫌いしていますが、
昔は、今ほど煙たがられてはいなかったように思います。
それがここまで嫌われるには、言語以外の理由があると思うのですね。
言葉が通じないから、だけで、
みんなそろって「JP ONLY」になったりはしないんじゃないか。
つまり、日本人の多くは、外国人と組んで、
あまり良い経験をしていないからだと思うのです。
それは、外国人に、前述した無責任なPTリーダでありメンバが多いから、
ではないか。また、NAのストレートな国民性も、元来の日本人の価値観に
合わない部分が多い気がするのですね。
そこらへんのところを、
また次の機会にでも考えてみられたら、と思いますです。

コメント

  1. 北斎 より:

    始めた頃の時期が遅かったこともあってか、私は外国人とのPTを良く組みます。会話は「超」片言英語。よく通じたなぁと相手に拍手する毎日です。(^^;
    ヴァナにみる国民性に、そうった特徴がみえていたとは・・・こういった国民性まで垣間見える部分が、オンラインの面白みでもありますよね。
    価値観の違いっていうのは難しいですね。FFのプレイスタイル(効率重視などの傾向)の違いによっては、同じ日本人の間でも価値観が異なるわけですし。でもそういった違いがあるからこそ、面白いと思うんだけどなぁ。(^^

  2. Arle より:

    例えば「次ラストです」といった戦闘が終わった瞬間、PTを抜けて即希望玉出す外人さんがいますが、そういうのを見て、「何だよアイツ(`Д´)」と思うか、「サッパリした性格ね(^-^)」と思うか…てとこもあるのでしょうね。そこも楽しめれば、確かに溜まりがちなルサンチマンもなくなりそうです。

タイトルとURLをコピーしました