米国でこんな動きがあるらしい。
「ネット・ゲーム中毒を精神障害に分類」――米学会が推奨
(itmedia.co.jp)
ネトゲに限らず、
ネット依存症の問題というのはずっとあるわけだけど、
これを診断名、つまり病名にしたいってことなのね。
「オマエ、病気だな!」
という文句が、名実共にそのまんまの意味になると。
(喩えやシャレでなく、医学的に病気ということ。)
その米医療情報学会が指摘している
ネトゲ依存症の特徴を引用してみると、
1. ビデオゲームの過度の利用
2. ほかの嗜癖障害に似た社会的機能障害・混乱のパターンが見られる
3. 依存症状が未成年にも起こり得る
4. 対象への没頭、家庭生活や学校生活の崩壊が起きる
5. そうした症状が最もよく見られるのはMMORPG
とあり、5のMMORPGに傾向しやすい人の特徴として
社会的に取り残された人、孤独感を強く感じている人、実生活で人との交流がうまくいかない人がこの種のゲームに没頭しやすい傾向が示唆されている
のだそうな。
何かあまりに正論過ぎて、
むしろ「何を今さら?」感まであるんだけど。
そういうことが本人もわかっていつつも
やはりそこに傾倒してしまうところが病気なんです。
タバコが身体に悪いと知っていつつも吸う人と同じ。
で、その喫煙の仕方にもルールやマナーはあって、
吸い過ぎれば気管支系の病気になるし、
マナーが悪くて人に迷惑かけるとかいうのはいかんのだけど、
あまり吸い過ぎず、ちゃんとマナーを守れば、
それはその人の嗜好のひとつに過ぎないわけで。
個人的には、人に迷惑さえかからなければ、
ゲームのために世捨て人になろうが仙人になろうが、
そりゃその人の生き方なんだと思ってますがね。