DQXで、おそらく他のMMOにはないシステムが、3人までNPCキャラを連れ歩ける「サポート仲間」というシステム。これについて感じたことを、ちょっと書いてみる。
各街にある酒場で、あるクエストをクリアすると、その酒場に登録してあるキャラを連れていけるようになる。そのキャラはNPCとしてAIで動いてくれます。なので、本来ならパーティでないと倒せない敵も、サポート仲間をつけて挑むことができるという、ソロプレイな人には非常にありがたいシステムになっている。
おかげで、単純なレベル上げなら、いちいちパーティを組まなくても、サポートを雇って好きなときに好きなだけ自分のペースでレベル上げ(経験値稼ぎ)ができる。この酒場に登録されているキャラというのは他のPCのキャラで、自キャラも同様にサポート仲間に登録することができる。登録しておくと、ログアウト中でも他の人がサポとして使ってくれたら、その稼ぎに応じていくらか経験値やゴールドが貰える。この点も素晴らしいシステム。元気玉といい、DQXは普段プレイできない人への配慮が他のMMOに比べて手厚い感じになってるなぁと感じます。
ということで、ログアウトするときは必ず酒場に登録しておくと良い。誰かが経験値稼ぎのお供に使ってくれたりすれば、そのおこぼれをいくらか貰うことができるわけですね。ちなみに、私のキャラも、酒場に登録して1日放置してたら、ありがたいことにどなたか思いっきり頑張ってくれてたみたいで、7000とか稼いでくれてました。そんなに稼ぐことは稀だったとしても、他のプレイヤー様が自キャラを使ってくれたというだけで、ちょっと嬉しかったりします。
ただ、サポート仲間には限界もあって
- 自分よりレベルの高いキャラはサポートにつけられない
- 敵と相撲してくれない
- MP回復をしてくれない
- 立ち位置までは操作(指示)できない
というような制限はある。
“相撲”というのは、DQXでは敵を押すということができるので、前衛は敵を押して後衛から遠ざけたり、敵を1箇所に集めて範囲攻撃したりといったことができる。けど、サポはそういうことはしてくれない。たまに敵を押すことがあるけど、それはターゲットの敵の場所に移動しようとしているだけで、その途中に別の敵がいたら結果的にそいつを押す。たまたまそれが功を奏すこともあるけど、サポがどう敵を押してくれるかは運なので、そういうことを意図してやりたい場合はPCの方が良い。
MP回復については、MP回復アイテムを使ってくれないということ。特にボス戦ではMPが途中で尽きること多々なので、そんなときは適宜回復しないと続かない。なので、そのキャラにアイテムを使ってやる手間が増える。ボスではなくレベル上げなどであれば杖持ちの後衛なら殴ればMP吸収するので、それで十分だったりしますが。
なので、後衛を雇うときは、そのキャラが武器に何を装備してるかというのもポイント。ただ、前衛は基本的にMP回復手段を持たないので、必殺技やとくぎなんか使ってMP消費してしまうと、あとはずっと通常攻撃になってしまう。まぁ、通常のレベル上げで必殺技使うこともあまりないけど。
立ち位置に関しては、これもレベル上げではほとんど問題にはならないけど、ボス戦では致命的になることもある。この手のことについて文句いう人も結構いるみたいだけど、私はこれで良いと思いますね。あんまりサポートが高性能になりすぎると、PC同士の通常パーティを組む意味がなくなってしまう。それってMMOの本分からはずれちゃいますしね。
とりあえず、こんなところで。