FF7 アドベントチルドレンというのを買いました。
FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE
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コレ自体は映像作品。映像をHD(1080p)に対応させ、追加シーンを加えてDVDのものよりも内容を充実させた、とのことなんですが。ぶっちゃけ、これを買った理由は付録のFF13の体験版の方に興味あったからです。
FINAL FANTASY XIII
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実際にその体験版やってみましたが、ほぼバトルのデモですね。まぁ、それを通して映像美も見せられると。案の定というか、予想通りというか、やっぱり従来のFFではない新しいバトルシステム。FF12のようなシームレスな形が踏襲されていくのかなとも思ってたんだけど、エンカウント式に戻ってました。
ただ、シンボルエンカウントです。
といっても、シーンの切り替えはあるけど、フィールドシーンとほとんど違いない状態のままモードだけバトルになる、という感じですね。分かりにくいので、その部分をちょっとだけ映像にしておきました。
これは体験版だからこういう仕様なのか、製品版でもこのままなのかわからないけど、まず「あれ?」と思ったのは、MPがないこと。魔法を出すのも「わざ」を出すも、同じ「タイムゲージ」というものを消費する。タイムゲージというのは、時間が進むと増えていって、より多くの(大きな)技や魔法を出すには、より多くの時間待たないといけないという制限システムで括られているようです。
逆にいえば、待機すればしただけ魔法でも技でもガンガン使えるってことなのか。体験版では3つまで技をストックできるんだけど、これが製品版になって成長するとそれ以上ストックできるようになるのかな?ただ、あんまり待っててもボコられるだけなので、これが話が進んでいくと、もっと考えながら待つか手を出すかを考えないとうまくバトルが運ばないってことになるんでしょう。
加えて、チェーンとブレイクという要素。チェーンというのは、一定時間以内に連続で攻撃を加えていくとゲージがたまっていって、これがある程度たまると敵がブレイクという状態になる。ブレイク状態の敵にはより大ダメージが狙える。そんなシステムらしい。この意味でも、待ち時間を多くして大技を狙うより短時間で小攻撃を繋げてブレイクを狙った方が効率的にやれる、ってこともあるのか。
それと、リザルト画面で、そのバトルのランクがつくようになってる。これは何かテイルズっぽい。最初は違和感あったけど(それは毎度ですけどね)これはこれで面白いか。あと、バトルが終わる度にHP全快してたんですが、これは体験版だからだろうか。
バトル以外では、やっぱり映像ですね。フィールド移動時は荒い感じのローポリで、イベント時は映像がムービー画質(プリレンダ)になる、みたいなことがなく、フィールド時、イベント時、バトル時、全部同じ解像度(しかも低解像度ではなく高解像度)で一貫していて、それでも処理落ちは全くない。(体験版でやる限りは、ですが)BDだし、容量を気にせずmipmapも贅沢に使える上に、処理速度も、Cellのパワーで力押しカバーできるというのもあるんでしょうかね。このクオリティは、素直に凄いです。
しかし、FF13はPS3だけじゃなく箱○でも出るという話なんだけど、この感じだと、容量的にDVDは何枚要るんだろ?ただ、この体験版くらいの尺なら(全部プレイしても20~30分程度だった)ダウンロードコンテンツでも十分可能そうなんだけど、これをFF7ACCの同梱としてくるってどうなの。DLCの体験版にしたらそれって基本的に無料にせざるを得ないところ。それを、FF7ACCに抱き合わせにして、しかもこのデモ同梱版は通常版より1000円高いってことは、実質、1000円で体験版を買ってるようなものです。スクエニもエグイ商売しますねぇ。それでも、こっちとしては、買うしかないし。
ちなみに、FF13はこの本編だけじゃなく、ヴェルサス(PS3向け)とアギト(PSP向け)という別の作品も出るらしいですね。ファブラノヴァクリスタリス?とかいうプロジェクトらしい。
FABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASY XIII
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基本的に、本編、ヴェルサス、アギトの3作品で、その舞台世界が共通するらしい。とはいえ、外伝でもなくスピンアウトでもなく、いずれも本編同レベルの作品と位置づけるなら、FF14、15同時発売!とかした方が話題性がとれたんじゃないの?とも思ったり。