ネタバレ含むかもしれないので、ご注意を。
ということで、
流れに任せて「逆転裁判4」買ってしまいました。
そしてこの週末に一気にやって、もう終章デス。
(我ながらやりすぎ。。)
4は、3までのシリーズとは基本的に別の物語ですね。
舞台は成歩堂が弁護士をやめて7年後、という設定だけど、
これまでのシリーズのレギュラーキャラは基本的に出てきません。
逆転裁判の法廷システム(ゲームシステム)は同じで、
登場人物が一新されたゲーム、と考えて良いですね。
あと、新要素で「みぬく」というのがありますか。
2で新しい要素として「サイコ・ロック」が追加されてたんだけど、
あれは探偵パートの要素でした。
「みぬく」は法廷パートの要素ですね。
証人の緊張を見抜いて、そこがウソだ!と突っ込む。
これは思ってたより良い感じの面白さがありました。
ホントによーくみないとわかんねーよっ!
ってのもあるけど、それを見抜けたときはちょっと快感。
あと、全体的な良し悪し的な感想を列挙しておきます。
(あくまで私個人の感想ね)
○良かった点
・逆転裁判テイストは維持されていた。
これは大前提。
・難易度もほどほどだった。
全然わかんねーよ、というのはなかった。
・「みぬく」が楽しい。
なかなかみつけづらいけど、みつけられたときはウレシイ。
・亜内検事。
ほのぼの。
・カガク捜査が楽しい。
指紋やルミノールのほかにもいくつか。これも楽しい。
○惜しい点
・推理は正しいのに選択肢を間違うとペナルティ。
推理からつきつけるべき証拠品がいくつか考えうる場合がある。
ペナルティがつくなら「これしかない」という証拠品を制限するとか欲しい。
・曖昧な証拠品。
証拠として弱い場合ペナルティを食らう場合もあれば、
こんな証拠で良いの?というのが正解の場合もある。
・ミヌキの立場。
1~3でいうマヨイ役だと思うけど、ボケきれていない?
ときに的確なアドバイスをくれるのは、プレイヤーとしてはウレシイけど、
物語のキャラとして中途半端な感じ。
1~3ではマヨイにシッカリ者お姉さんが降臨してアドバイスをくれる、
という形だったんだけどね。
・成歩堂が成歩堂じゃないぞ。
ああいう役割なら、なにも成歩堂でなくても良かったと思う。
1~3のプレイヤーを取り込むには、やっぱり成歩堂は必要だったのかな。
・カガク捜査が少ない。
良い要素だと思うけど、ちょっと全体からして利用シーンが少ない気がする。
「蘇る」の方がカガク捜査やった感があった。
・ガリュウ検事うざい。
なんかいちいちウットオシイ。
イヤなヤツに徹しきれていないところが中途半端というか。
ここは好みですが。
・画質が不統一?
途中、過去(7年前の成歩堂の法廷)のパートがあるんだけど、
そこの絵がGBA版(1~3)の画質になる。
懐かしさを狙ったのか知らないけど、画質は統一した方が良かったんじゃないか。
ちなみに、BGMも1のものになるけど、これはまぁ良い。
・「ミキサー」は録音機じゃないぞ?
…と突っ込みたかったのは私だけだろうか。
不満も多いけど、
逆にいえば、それ以外は楽しめたということです。
ちなみに、次回作も期待したいけど、
その前に、3のDS版を出すなら、
それにオリジナルエピソードつけて欲しいかも。
(1~3のレギュラーキャラの物語が恋しいという人は多いはず。)
逆転裁判4
対応機種:ニンテンドーDS
CERO年齢区分:A(通常版)/B(限定版)
ジャンル: 法廷バトル
発売日:2007年04月12日(木)
希望小売価格:5,040円(税込)(通常版)/9,240円(税込)(限定版)
プレイ人数 : 1人