さて、問題作です。
逆転裁判4
対応機種:ニンテンドーDS
CERO年齢区分:A(通常版)/B(限定版)
ジャンル: 法廷バトル
発売日:2007年04月12日(木)
希望小売価格:5,040円(税込)(通常版)/9,240円(税込)(限定版)
プレイ人数 : 1人
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流れに任せて「逆転裁判4」買ってしまいました。以下、ネタバレ含むかもしれないので、まずはご注意を。
4は、3までのシリーズとは基本的に別の物語ですね。舞台は成歩堂が弁護士をやめて7年後、という設定だけど、これまでのシリーズのレギュラーキャラは基本的に出てきません。逆転裁判の法廷システム(ゲームシステム)は同じで、登場人物が一新されたゲーム、と考えて良いですね。
そして、今回の新要素は「みぬく」。ちなみに、2で新しい要素として「サイコ・ロック」が追加されてたんだけど、あれは探偵パートの要素でした。今回の「みぬく」は法廷パートの要素ですね。証人の緊張を見抜いて、そこがウソだ!と突っ込む。これは思ってたより良い感じだった。ホントによーくみないとわかんねーよっ!ってのもあるけど、それを見抜けたときはちょっと快感。
全体的な感想を以下に列挙しておきます(あくまで私見)
良かった点
- 逆転裁判テイストは維持されていた。
これは大前提。難易度もほどほどだった。
全然わかんねーよ、というのはなかった。 - 「みぬく」が楽しい。
なかなかみつけづらいけど、みつけられたときはウレシイ。 - 亜内検事。
本作の癒やしキャラ。 - カガク捜査が楽しい。
指紋やルミノールのほかにもいくつか。これも楽しい。
惜しい点
- 推理は正しいのに選択肢を間違うとペナルティ。
推理からつきつけるべき証拠品がいくつか考えうる場合がある。
ペナルティがつくなら「これしかない」という証拠品を制限するとか欲しい。 - 曖昧な証拠品。
証拠として弱い場合ペナルティを食らう場合もあれば、こんな証拠で良いの?というのが正解の場合もある。 - ミヌキの立場。
1~3でいうマヨイ役だと思うけど、ボケきれていない?
ときに的確なアドバイスをくれるのは、プレイヤーとしてはウレシイけど、物語のキャラとして中途半端な感じ。
1~3ではマヨイにシッカリ者お姉さんが降臨してアドバイスをくれる、という形だったんだけどね。 - 成歩堂が成歩堂じゃないぞ。
ああいう役割なら、なにも成歩堂でなくても良かったと思う。1~3のプレイヤーを取り込むには、やっぱり成歩堂は必要だったのかな。 - カガク捜査が少ない。
良い要素だと思うけど、ちょっと全体からして利用シーンが少ない気がする。
「蘇る」の方がカガク捜査やった感があった。 - ガリュウ検事うざい。
なんかいちいちウットオシイ。
イヤなヤツに徹しきれていないところが中途半端というか。まあここは好みですが。 - 画質が不統一?
途中、過去(7年前の成歩堂の法廷)のパートがあるんだけど、そこの絵がGBA版(1~3)の画質になる。懐かしさを狙ったのか知らないけど、画質は統一した方が良かったんじゃないか。
ちなみに、BGMも1のものになるけど、これはまぁ良い。 - 「ミキサー」は録音機じゃないぞ?
…と突っ込みたかったのは私だけだろうか。
不満も多いけど、まあここに書いた以外は楽しめたということで。
ちなみに、次回作も期待したいけど、その前に、3のDS版を出すなら、それにオリジナルエピソードつけて欲しいかも(1~3のレギュラーキャラの物語が恋しいという人は多いはず。)