さて、書こう。
ACE COMBAT 6 解放への戦火
対応機種:Xbox 360
CERO年齢区分:A
ジャンル: フライトシューティング
発売日:2007年11月01日
希望小売価格:7,800円(税込)
プレイ人数 : 1人(Xbox LIVE 対応)
AC6、とりあえずNORMALで1周目クリアしてみました。全体的に難易度が上がっている気がしたのは私だけか(人によっては簡単になったと感じてるみたいだけど)。
ストーリー
世界としては、5より後世ということになっている模様。6では、主に3人の人物周辺の話が平行して進む感じで、それらが最後に合流するというつくり。ひとりは民間のエメリア人女性メリッサ(と連れの女性)。ひとりは敵国エストバキアの将校ヴォイチェク。で、あとひとりが主人公の僚機パイロットのシャムロック。最初はシャムロックの奥さんがメリッサなのかな、と思ったけど、その予想はとりあえず裏切られ。
あと、個人的に感じたのは、キャッチとも思える「天使とダンスでも…」のフレーズがちょっとクド過ぎな印象。何かといえばみんなこのフレーズを口にする。これ以上はネタバレになるので書かないけど、シャムロックの声を聞いてると「24」のジャック・バウアーを思い出してしまう(CVが小山力也さんなので)
ゲームシステム
基本的にAC1からのシステムを踏襲。ただ、今回から「偏差攻撃」が導入されていて、ちょっと斜めや横から撃っても、その進行方向の前方をタイミングよく狙って撃てば、命中する確率が上がるようになってる。ただ、その代わりなのかどうかわからないけど、従来は、ザコ機であれば、その真後ろや真正面を取ればほぼ命中できていたのが、今作は、位置を取ったからといってそのまま撃ったのでは、ザコでも簡単には当らない(かわされる)ようになっている、という感覚もあり。
敵機がその次にどちらの方向へかわすのかとか、流れ始めた方向をみてある程度の経路を予測して、そちらへ偏差射撃しないと当らなくなっているので、マニア向けには良くなってるのかもしれないけど、初心者にはちょっと難しくなってるのかな、と。
機体
ほぼ実在機なのがACシリーズの魅力なので(3は異質だったけど)今回も前回までとラインナップはそれほどかわっていない。種類自体は特徴ごとにまとめられた感があるので、前作までよりもむしろ減ってるかな。実在機として最強扱いになってるのがF-22Aラプターというのは変わりませんね。
今回、架空機はHARD以上をクリアしないと自機として使えないみたいなので、まだ体験してないです。(敵機としては出てくるけど。)
ミッション
全部で15ミッション。1回の出撃で複数のミッションが同時進行することがあるので、戦況を見ながら合理的に判断して動かなければならない。このへんもちょっと頭を使う必要がでてくる。基本的に自軍部隊から救援要請が出たら、そちらを優先的に支援していけば良い感じ。要はその部隊が全滅さえしなければミッションはコンプリートするみたいなので。
あと、今回の敵編隊はシュトリゴン隊だけみたい。前作までのようにミッションごとに違う部隊が登場するのでなく、シュトリゴンが複数ミッションで出てくる感じ。彼らを落とすとアサルトレコードがつく。
上にも書いたけど、難易度は私は前作までよりも難しくなってる気がしますね。特にミッション13と最終の15。13ではシュトリゴン隊のリーダが架空機に乗って登場してくるけど、これが航空機としてあり得ない動きをする上に、彼が連れてくる大量のUAVをミサイルで落とすのもほぼ不可能。機銃を乱射しながら飛んでまぐれ当たりするのを期待するか、接近してかわされる前に遠方から複数狙えるXMA6などを撃ってこれもまぐれ当たりを期待する、しかなさげ。(1周目では、この時点でF-15Eまでしか使えない。)
※追記:このリーダ機は時折電子支援をすることがあって(支援中は赤い円が点滅する)このときだけ通常ミサイルでも当てられるっぽい。
最終ミッション15は、とにかくターゲットが多すぎ。時間さえあればじっくり確実に叩いていけばいいんだけど、あまり手間取ってると本国が死んでしまってミッション失敗になる。砲弾装填のシーケンスを阻止すればある程度持つんだけど、その運搬ターゲット破壊をやってる暇があったら、赤ターゲットをつぶしてた方が早いということもあり、結局、迅速に全ターゲットを破壊していく必要があると。
オンライン
これは今回からの目玉の1つっぽい。友達などと編隊を組んで楽しめるらしいけど、あいにくAC仲間がいないので体験できず。(何より、Xboxな人がいない。)かといって知らない人の僚機になるのも、なんかこわいし(いろんな意味で)
総評
まず、迷ってるなら買って損はないです。X箱ない人がX箱買ってまでやる価値があるかといえば、それはまた微妙な線だけど。生活に困らない遊び金があるなら買っても良いんじゃないかと(別にMSやナムコの回し者じゃないですが)
あと、これはX箱のゲームなのでHD前提になっていて、普通のコンポジットでは字がつぶれて読みづらかったり、敵機やターゲットが視認しづらかったりするんですが、私は応急的にD1につないで何とかやれました(うちのテレビはD1までしか対応してない)本当はD2以上(いわゆるハイデフ)が良いんでしょうな。テレビ買わんとなぁ。
おまけ
何かね、僚機(というか友軍全機?)が撃てます。だからといって落ちはしませんけどね(落ちたらストーリーが変わってしまう)もちろん僚機をロックはできないけど、間違って無誘導(ロックなし)の状態でミサイルを発射してしまって、そのとき偶然僚機が前に出てきてヒットした。で、「撃たれた!」っていわれた。ごめん、撃ったのオレ。みたいな。オンライン戦対応の為に、全機同じ当り判定になってるのかもね。