やっと手をつけました。
2次シリーズの第2弾ですね。
レイトン教授と奇跡の仮面
対応機種:ニンテンドー3DS
CERO年齢区分:A
ジャンル: ナゾトキファンタジーアドベンチャー
発売日:2011年2月26日
希望小売価格:5,980円(税込)
プレイ人数 : 1人
〇ストーリー : B
シリーズをどうつないでるのかと思ったんですが
レイトンが考古学者ということで、
一連の事件は謎の古代文明でつながっている
という感じになってるようですね。
今作の範囲でストーリーを見る限り、
流石というべきか、やっぱりよくできてました。
今回はレイトンの若かりし頃の出来事と現在を
行き来してストーリーを進めていく感じなんですが、
その過去の出来事が重要な伏線になっていて、
それが物語のラストに繋がっている、と。
ただ、今回は私にいわせれば、ほぼ予想通り、でした。
だって、過去にああなった以上、
それが今の状況に絡んでこないわけがないでしょう?
〇グラフィック : B
今回はハードが3DSということで、
ここはやっぱり頑張りどころでしょう。
普通に2D作品としてみた場合、
これはまぁ従来とほとんど同質ってところか。
3Dなんですが、確かに立体感覚はあるんだけど、
それがストーリーやイベントやナゾに
深く関わってるかというと、そういうのはなしですね。
単純に、絵が3D化した、というだけでした。
キャラが3D化してたのと、
あと、ムービーも3D表示されてましたね。
ただ、3Dだと、ずっと画面を正面で捉えてないと
ちょっとでも画面を傾けると絵がブレてくるので、
見るだけでとにかく疲れてしょうがない。
なので、私は半分以上2Dでプレイしてました。
これは今までのDSで出ても良かったかなと。
(最新ハードがこれだったからこうなったんでしょうけど)
〇サウンド : A
音楽は良いです。このシリーズのBGMは秀逸です。
特に今作のオープニングテーマは私のお気に入り。
大抵タイトル画面はすぐスキップされるので
実はあまり最後まで聴かれない曲だったりするんですが、
聴いてみると結構長くて、しかも良曲です。
睡眠導入にも最適(?)
〇キャラクター : B
レイトン、ルーク、レミがこのシリーズのレギュラーですが、
今回のキーキャラは、レイトンの学生時代の旧友のランド、
シャロア、あとヘンリーですかね。
あまり印象に残る性格ではない感じだけど、
シャロアの鬱気味な感じは独特で良い味出してると思いました。
ちなみに、3D絵のキャラは
何となく無表情な感じで若干気持ち悪かったかも。
モーションはしっかりしてるのに(多分キャップチャしてるのかな)
顔の表情があまり動かないので、何とも微妙でした。
〇ゲームシステム : B
ナゾ解きが半分以上のゲームなので、
そのナゾの質でゲームの面白さも半分決まるんですが、
今回のナゾは難易度的には低めな感じでしたかね。
あくまで私の感覚ですけど。
ただ、絵が小さくて見えないよ的な問題が
今回はいくつかあったので、そこは残念。
解像度は(少し)良くなったんだから
見やすさは前より良くなってるべきだと思うんだけど、
変に3Dに力を入れてるからか、逆に見づらい絵も。
あと、今回のオマケ(?)ゲームは
ウサギの調教と、ねじまきロボットと、売り切りショップ。
個人的にロボとショップは楽しかったです。
特にショップは、こういうゲームは今まで無かったかも
と、ゲーム自体にちょっと感動してしまいました。
ウサギのやつは、3Dでウサギを動かしたかっただけじゃ?
とか思ってしまったり。
可愛いんですがね。可愛いです。
でも、ゲームも、なんかこじつけ振り付けも多い感じで、
これに関しては私の中で閃くものはありませんでした。
女性ターゲットですかね、これは。
〇外部仕様 : B
操作性はほぼ前作までと変わらないんだけど、
画面探索のやり方だけは変わってました。
今までは下画面をタッチして会話なりコイン探しなり
画面上の探索をやってたんだけど、
今回から上画面に虫めがねを表示して
それを下画面でスライド操作する、という方法に。
これ、私は若干煩わしくなったように感じたけど、
3D表示できるのが上画面だけなので、
その画面を活用してタッチ操作するとなると
こうなるしかないんですかね。
個人的には、下画面探索でも良かったと思うんだけど。
〇総評 : A
安定感があるな、という素直な感想。
ストーリーも無理がなく、クライマックスに向けて
プレイヤーをその世界に引きこんでいきながら
しっかりナゾ解きも織りまぜてくるというつくりで、
ナゾもほぼ適切な難易度なのでイライラも少なく、
さすがの人気シリーズというべきか。
作中のナゾだけでなく、
Wi-Fi通信でナゾをダウンロード追加して楽しめる
というのも従来通りですね。
あと、このシリーズはやり残しを後で取り戻せる
というのも良いところだと思います。
そうじゃないと、途中でやり残しがないだろうかと
慎重になってなかなか先に進めなかったりするんで。
(特に私の性格だとそう)
ただ、3DSなんですよね。これ。
これだけのためにハードを買う価値があるかというと、
ちと微妙かもしれない…。
普通のDS向けにも出て欲しい作品だったかも。
攻略ではこちらにお世話になりました。
– レイトン教授と奇跡の仮面 攻略の缶詰
コメント
個人的には、ナゾとかコインとかを探すときに、アナログパッドあるのにタッチパネル操作のみなのはちょっとおかしいなと思いましたね。
あとは、遠くの人物のサスペンダーが右目の映像にはあって左目の映像にはなかったりするような部分があって、チラつく表示がところどころで気になりました。
DSで作ってから3DSに移植したって印象が強いですな。
もともとDSで開発してた感ありますよね。実際そうでしょうけど、全編2Dでプレイしても問題ないので、やっぱりDS版も出して良かったんじゃないかと。これも任天堂の戦略なんでしょうけどね。