[ドラクエ10] 第一印象

5日ほど、ほぼソロで遊んでみた感想を。

ドラゴンクエストX | 公式サイト

ストーリー

一言でいうと、やや無理やり感のある話。でも、ドラクエは今までもこんなもん。自キャラは最初は人間だけど、ある出来事をきっかけに、何か別のモノに生まれ変わるという流れ。で、生まれ変わってからがオンライン。ただ、その後もオフラインパートで遊べるようにもなってる。ストーリーが分岐してるというか、最初になぜ兄弟2人のキャラメイクさせられるのか?という理由はそれなんでしょうねと。

ノリはFF11のミッションの位置に“シナリオ”というのがきて、これがメインストーリーとなって展開していくようです。クエストは、いわゆる(メインストーリーに直接関係ない)サブクエストです。もういろんな人から使いっ走りさせられます。最初の方のクエストは、いろんな便利な機能を有効化するためのものが多いので、大抵メイン扱いでコンプしていくことになるかな。

グラフィック

多分DQ8程度か、それよりやや質が悪い感じです。DSで頑張ればこのくらいのグラフィック出せるんじゃないか?みたいなレベル。印象として建物や大道具などとキャラのサイズバランスが微妙。キャラのサイズはこんなもんだと思うけど、そのキャラのサイズに対して建物が大き過ぎなような?

まぁ、慣れてしまえば違和感なくなってきますけど。これ、Wii Uにも対応するみたいなので、グラフィックはそっちで本気出すつもりなんですかね。

サウンド

すぎやんサウンドなんですけど、バトルに緊張感がないような気も。まぁこれも慣れで、だんだんこれがバトル曲だと思うようになりますが。フィールド曲や街、ダンジョンなどの曲は、うん、ドラクエだって感じの曲ですね。まぁそりゃそうですが。

街は昼夜で音楽が切り替わって良い雰囲気。一方、フィールドは夜になるとBGMがなくなる。これはこれで良い演出かもしれないと思った。欲をいえば、夜のフィールド曲(アレンジ)もあればあったで良かったな、とも。

バトル

いわゆるシンボルエンカウントですね。シンボルに触れるとバトルモードに切り替わるんですが、傍から見たらそのままフィールド上で戦ってるように見えます。また、バトルモードに入った本人からも、周囲の様子が普通に見えます。

戦い方は、従来のドラクエと同じコマンドを入れていく方式ですが、ターン制ではなくて時間は常に流れてる感じ。ATBみたいな。定期的にコマンドが表示されて、都度選択するんですが、たぶん、すばやさとか上がっていけばこの間隔が短くなるんだろうなと。

あと、バトル中の人は周囲に干渉できない感じですが、周囲からバトル中の人にある程度働きかけることはできます。ホイミや薬草を使って回復してあげたり、応援すればテンションが上がって攻撃力がアップしたり。通りすがりに応援するのが今の流行りのようです。

ちなみに、ホイミなどの回復行為はバトルでなくともいつでも可能で、辻ホイミや辻ザオ(ザオラルの弱い版)とかができるのは、他のMMOと同じ感じですね。

操作性

キャラの操作はヌンチャクのスティックで移動、リモコンの十字キーで視点移動で、この向きは逆順変更可能。クラシックコントローラの場合は左が移動、右が視点ですね(ここらはFF11と同じ感覚)。これはクラコンの方がやりやすいと感じました。ドラクエだし。

Cボタンでメインメニューなんですが、最初このメインメニューのどこに何があるのか直感でわかりづらかった。「はなす」や「しらべる」は、わざわざコマンドを選ばなくても、近づいてAボタンで話しかけられますね。

ちなみに「しらべる」は、敵シンボルをしらべることもできるけど、「みやぶる」スキルがないと強さなどの情報がわからないぽい。「みやぶる」は盗賊のスキルなので、それ以外の職業だと、その敵の名前しかわかりません。

「どうぐ」「そうび」「じゅもん」「つよさ」まではそのままですね。わかりづらいのが「さくせん」と「せんれき」で、特に「さくせん」の中にいろんな設定系の操作がごちゃっとある。これはもうちょっとばらしても良いんじゃないかと思った。(FF11のメニューが逆に多過ぎなので、そこからのギャップが…)

ゲームシステム

以下はFF11との比較な感じで。

全体として、よくあるMMOのしきたりに習ってる感じ。いろんな名前や見た目なんかがドラクエテイストになったMMO。成長システムも普通に経験値稼いでレベルアップしていく方式。その経験値とは別に名声というのもあって、こちらにもレベルがある。あと、例によってアイテム作成(合成)のシステムもあり、これにもレベルがあります。つまり、DQXにはレベルが3種類ある。

名声は、シナリオやクエストをコンプすると上がっていく他に、自分がつくったものが売れると、これも上がっていくようです。どこで売るかというと、旅人バザーというシステムがあって、これはFF11でいう競売システムみたいなものですね。(FF11でいうキャラが直接売るバザーではない)ただ、競売と違うのは、誰がいくらで出品してるという情報がそのまま表示されるので、それをピンポイントで買える。ここは、安いのから順に落とされていくというFF11とは違う。出品は1個か12個か99個みたいな固まりである必要はなく、同種のものは何個でも好きなだけ出品することができる。が、出品できる種類は3種類まで。これは少ないような。あと、出品するときにわざわざ今の相場を調べなくても、同じものが今いくらで売られているか教えてくれます。これは便利!

で、FF11のジョブみたいなのはDQの職業システムですね。わざわざ書くまでもないと思うけど、FF11→DQXとすると

戦士→戦士
モンク→武闘家
シーフ→盗賊
白魔道士→僧侶
黒魔道士→魔法使い

な感じで、もうひとつ、旅芸人なる職業もある。旅芸人は僧侶以外にホイミやザオ(蘇生)が使えるので、序盤のPTでは劣化僧侶として活躍できるようです。あと意外だったのは、盗賊がホイミを覚えるということ。なんで?な感じなんですが、まぁそういうもんらしい。あと、盗賊は盗んだりみやぶったりできる便利職。なので、盗賊と旅芸人は、序盤にあってはわりと人気職になってる模様。自己回復できて、そこそこ戦えるってあたりは、FF11でいう赤魔にあたる職業なのかという印象もあり。

ちなみに、DQXはいつでも転職可能で、レベルは職業ごとにつく。ここらへんはFF11と同じシステムです。ただ、FF11でいうサポートジョブみたいなものはない。なのでソロでは自分の職が全てなんですが、おそらくそれを補完するのがサポート仲間システム。これは各街にある酒場で仲間にするNPCキャラを連れ出して、彼らと一緒に戦うことができるというもの。ただ、そのNPCを雇うにはお金が必要です。傭兵ですね。一度雇うと48時間(ログアウトしても)使えるようです。なので、サポート仲間に僧侶とかつけて戦えば良いんだけど、僧侶は人気ジョブなので大抵出払ってますね。残ってるのは盗賊と旅芸人がほとんどという… まぁ、序盤は旅芸人とかで十分ではあります。

このサポート仲間はAIで動きますが、これはDQ4からある「さくせん」で簡単な指示はできます。そんなに頭悪くないし、なにせNPCなので、何にも縛られずマイペースでPT戦できるのが魅力ですね。ちなみに、このサポート仲間は、実は他のPCのキャラらしい。そして、自キャラをサポート仲間に登録することもできる。

つまり、自キャラを酒場に登録してログアウトすれば、他の人がそのキャラをサポート仲間として使えると。サポート仲間として動いてる間も、そのキャラは少しずつ経験値やお金を稼いでくれます。なんと便利!(まぁホント少しずつだけど無いよりマシ!なので、ログアウトするときは、常に酒場で登録してから落ちるようにすればお得なんですね。他の人が使ってくれればいくらか勝手に稼いでるわけです。(ただ、レベルアップまではしないらしい)

ということで、酒場を見れば今の人気職が何かがよくわかったりする。

他、いろいろメモ

  • ログインするサーバを都度選択できる。けど、今は大抵混雑…
  • Bボタンの簡単チャットシステムは便利。セリフはカスタマイズできる。
  • デスペナは所持金の1割程度らしいけど、預かってもらっとけば被害低減。
  • 道端におちてる素材はバザーに出せばお金になる。
  • ゴミっぽい素材もわりと売れる。合成も黎明期らしい。
  • ヒーリングがない!が、杖で殴るとMP吸収できる。魔法使いは杖必携。
  • 強そうなヤツ相手の場合は距離を取りながら。いざというとき逃げやすい。
  • ↑遠距離から攻撃できる魔法使いなら、の話ですが。
  • PTのときはわりとバラけて立つ方が範囲攻撃の被害が少なくてすむ。

何かいつ入ってもサーバが混んでて、実際に人もいっぱいいるので、これはMMOのスタートとしてはかなり順調なのかもしんない。「ドラクエ」のネームバリューは強しということですかね。

コメント

  1. しゅう より:

    FFに比べてとっかかりが色々イージーになってるんですかね
    僕の周りにもやってる人ちょいちょいいるんですが
    MMO未体験者ばっかりですねー
    サーバ選択可能っつうのは魅力ですな

  2. あるる より:

    きっと、私が10年前にFF最新作を買うノリでFF11始めたのと同じ感じなのかなと。始めてみればMMOという。
    今サーバは40くらい立ってますね。21番以降は臨時増設とのことだけど、これはユーザ数が想定以上だったということなのか?

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